団の紹介
佐々木正利バッハコア
2024年2月に、佐々木正利先生の薫陶を受け合唱音楽に取り組むために結成。
前身は、毎年池袋の自由学園明日館で開催される「佐々木バッハセミナー」が20周年記念事業として企画した「マタイ受難曲」演奏会のための合唱団だったが、残念ながらコロナ禍で演奏会は中止、一時解散となった。
その後4年を経て再び結成し、新メンバーも迎えて「佐々木正利バッハコア」の名称のもと、活動を開始した。東京近郊のみならず、遠隔地からの参加者も多い点が特徴。
現在は東京千代田区の日本基督教団九段教会を主な練習会場とし、原則月2回、佐々木先生の練習指導のもと研鑽を重ねている。
指揮者:佐々木 正利
テノール歌手/合唱指揮者/岩手大学名誉教授/日本声楽発声学会会長/二期会会員。
岩手県盛岡市生まれ。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院博士後期課程修了。在学中の1970年に「東京藝術大学バッハ・カンタータ・クラブ」の創設に携わり、合唱指揮の活動を開始。1973年、バッハの『クリスマス・オラトリオ』の福音史家でデビュー。以降、日本を代表するバッハ歌手として活躍を始める。1979年に渡独し、デットモルト北西ドイツ音楽大学等で研鑽を積む。1980年、権威ある「第6回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール」声楽部門で第5位入賞。ウィーン楽友協会ホールをはじめとするヨーロッパ各地の大舞台で『マタイ受難曲』などの福音史家を務め、現地メディアから「若き日のペーター・シュライヤーの再来」と絶賛を浴びた。帰国後も、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団やNHK交響楽団など、国内外の名門オーケストラや巨匠指揮者たちと多数共演を重ねている。
合唱指揮者としても卓越した手腕を発揮。盛岡バッハ・カンタータ・フェライン、仙台宗教音楽合唱団、岡山バッハ・カンタータ協会、東京21合唱団、佐々木正利バッハコアなど、全国の宗教音楽合唱団を主宰・指導してきた。これまでに20回を超える欧州公演を成功させ、「シュッツ、バッハの世界的担い手」と高く評価されている。2024年6月にはライプツィヒ・バッハ音楽祭に招聘され、現地でカンタータを指揮して世界的な注目を集めた。
長年にわたり岩手大学教育学部で教鞭を執り、多くの音楽家や指導者を育成。1994年岩手日報文化賞、2011年ドイツ大使館より日独友好賞、2024年岩手県文化功労賞を受賞。J.S.バッハを中心とした宗教音楽の第一人者として、今なお精力的な活動を続けている。
伴奏者:平野 智美
東京藝術大学卒業、同大学院修了。文化庁特別派遣芸術家在外研修員としてイギリスに派遣され研鑽を積む。第13回国際古楽コンクール<山梨>最高位受賞。1999年演連コンサートにて室内楽リサイタル開催(東京文化会館小ホール)。2005年文化庁ニューアーティストシリーズに選出される。2016~2018年、国立音楽大学非常勤講師。ヘンデル「ハープシコード作品集」(音楽之友社)運指を担当するなど幅広く活動する。CD「〈1685〉後期バロックの3巨匠」(音楽現代推薦盤)、「バッハ×ピアソラ」(レコード芸術準特選盤)リリース。
コンサートミストレス:岡部 いずみ
岩手大学教育学部小学校教員養成課程卒業。同大学院教育学研究科音楽教育専攻(声楽)修了。声楽を佐々木正利、発声を森明彦の各氏に師事。これまでに、岩手大学合唱団定期演奏会および海外公演(アムステルダム・コンセルトヘボウ)、盛岡バッハ・カンタータ・フェライン演奏会、仙台宗教音楽合唱団演奏会などに出演。バッハのカンタータやシュッツの宗教曲でソリストを務め、好評を博す。現在、佐々木正利バッハコアのコンサートミストレス。盛岡バッハ・カンタータ・フェラインに所属。オッペン化粧品株式会社勤務。
コンサートマスター:鳥海 寮
東京学芸大学大学院修士課程修了。サレジオ学院中学校・高等学校音楽科教諭。卓越した歌唱力で、J.S.バッハ『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲』の福音史家や『ロ短調ミサ』のソリストを数多く務める。2007年には巨匠ローラント・バーダー指揮のヘンデル『メサイア』でソロを務め高評を博した。ベートーヴェン『第九』などでも豊かな表現力を発揮している。演奏活動の傍ら、合唱指揮者・指導者としても多方面から厚い信頼を得ており、東日本復興チャリティリサイタルなど音楽を通じた社会貢献や後進の育成にも尽力。これまでにリサイタルを3度開催し、2024年のシューマンとトスティによる歌曲リサイタルでは新たな側面を示した。現在、函館グロリア合唱団常任指揮者。